この一週間は、特に停車駅が無いような、あっという間に過ぎ去る新幹線のぞみに乗っているかのような、そんな一週間でした。
年々、スピードを増しているような感じに、錯覚であってほしいなと思うのです。仕事でお世話になっている方々も、口を揃え言われます。そんな年齢なんだよと言われれば仕方ないかぁ、との結論。
以前、公務員を退職した知人に出会いました。チャリを必死で漕いでいました。
〜何を急ぐんだ?聞けば、再雇用先も役所関係だと言いながら、今から自宅に戻るところだと。
すれ違いざまの僕の存在も気づかないほど、ダッシュで猛スピードのチャリ。
そんなに漕がなくても安定してる日々なんだから。
僕は、一週間があっという間に過ぎる新幹線のぞみ。替わってやろうか? と思いました。
安定してる彼はチャリ。安定とはほど遠い僕は、のぞみ。
彼と話しました。え〜! 僕も同じ年齢なんだ! どうしょう…… っと、変な焦りが襲ったわけです。
いつの間にか彼らと同じ陸上競技のトラックを駆ける感覚になってしまった自分に気づかず、いつも自分に言い聞かす言葉を忘れてしまうという、情けない状態になりました。
「僕は障害物競走のひとりランナーだ」と、この言葉を自分のために心のポケットに入れています。
ポケットに手を突っ込むのを忘れ「はぁ〜 いいなぁ」と思うと、心のポケットの中の言葉の存在さえ、気づかなくなるわけです。
定年のない仕事を選んでいる自分は、毎日毎日が戦いであり、贅沢は言えない。毎日毎日、障害物ひとり競走では、障害物は、今日は忍者のマキビシ、水の入ったバケツ、落とし穴、イノシシ、スカンクetc。
やはり日々大変🥲
他の人との競争に心を奪われると、自分自身を見失ってしまうわけです。
「あっという間」から悟る人生の時計。
しかし、「あっという間に」は「知らぬ間に」というオプションが必ず付属しています。
善きにも悪しきにも「知らぬ間に」から起こった結果をどのようにするかは自分次第です。
お芋を蒸した!
ゆったり時間を作ったぞ😀