nokky's blog

音楽家の気まぐれブログ

弾けりゃ誰でもエバンス🥲練習止めた

沢山の曲集を持ってはいるものの、最近、難易度の高い曲集は、美味しい部分だけをつまんで、自分のフレーズにしています。

難信難解の楽譜に挑戦する若かりし時代は、遥か昔のこと。

今は葉っぱか蛾か? みたいな。まるでハノヘンゲ(僕の作った造語)になりました。

美味しいところだけを摘む、そんなズルいオッサンに変化したわけです。

空気とノリと、そして「間」の記譜は不可能だと思っています。

音符もハノヘンゲのように、色や形や瞬間瞬間に変化するわけで、ソックリに弾いても達成感だけで、僕の間感(マカン)に移植する以外、その音楽を活かすことは出来ないのだろうなと、この歳になりやっとズルく理解。ホントは諦めなんですけど。


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毎日の食事も、最近はシンプルになり、料理番組の中で紹介されている一品だけをテキトーにマネて作ったり。

ヤモメなもので。

 

雑穀ゴハンと野菜たっぷりお味噌汁と、そして手羽先を塩麹で煮るーー主食になりました。

たまにブリのアラが売ってあれば、安くて高級感たっぷりのご馳走。骨は多いけれど……。

コンビニ弁当?? とんでもない。食べません。

 

 

 

指に注射🩼

しばらくは症状がなかったのですが、ストレス過多が続いたからか、右手親指のバネ指が酷くなりました。

ピアノが弾きにくく、意識に反して親指が勝手に鍵盤から跳ね上がってしまったり、音符通りに押さえられなかったり。

特に、スローテンポの曲は失敗してしまいます。

 

かかりつけの整形外科クリニックに行き、親指の付け根に長い針の注射をされました。特に指の回りが痛むときは、注射の針は悲鳴を堪えるほどの激痛。

これまで、痛み止めは何回も。しかし、この注射の激痛は、ある日から、クセになりそうな激痛になりました😵‍💫

ゆっくりと注射液が入る痛みは言葉では表現出来ませんが、終わればスッキリ。

 

直に患部が痺れ始め、しばらくすると、バネ指も緩和。

次の日、久久に温泉に行き、サウナと電気風呂でゆっくりしました。

今はすっかり治りましたが、明日と来週金曜日には仕事。

指が悪くならなければいいなと心配しています。

とにかく指が痛い上に痛い注射。

意識に反して動くバネ指の不自然さと比較すれば、あの超激痛注射の方が女神に見えます。


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ビブランドネオンのメンテナンスを行いました

定期的に行っているビブランドネオンのメンテナンス。3月のコンサートは終了し、今月、4月下旬のコンサートが終われば作業をするつもりでしたが、季節も変わり始め暖かくなったので、半日かけて細部まで。


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部品も希少なので、さすがにリードのピッチ調整は、マイスターさんにお任せしようと先日から連絡しても、なかなか繋がらず。

コンサート後に送ることにしました。

腐食防止の油は、この楽器のための自家製。一年毎に作り20年経ちます。

油がリードに飛べば、リードが重くなりピッチが下がるので、注意を払いながらの作業。


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メンテナンス終了後に試奏したら、やはり微かな本体からの異音もしなくなりました。木製なので湿気や気温に敏感に左右されてしまいます。

イタリアの気候と日本では違いすぎますので、注意が欠かせません。

木製楽器は、メンテナンスを欠かさず大切にすれば、時間とともに良き音がします。

 

nokky


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久々の遠出


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久々に遠出。

菜の花畑に入ったのは、子供のとき以来かも。

帰りに夜桜をみて感動しました。近年、感動チャンネルがまともになってきたかな?

花見なんて、人生のなかではゼロ。

自然はいいなぁ。

 

nokky


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午後からかかりつけのお医者さんへ

2月末から変な動悸と、たまにフラフラと目眩。

漢方薬を処方されていたんだけど、あまり効き目なし。 

一昨日あたりからドキドキドキドキ。動悸。手首で測る簡易血圧計で測ったら、ビックリ(@_@;)

上が190?? そんなアホな。測るたびに高くなり、ついにエラー表示。

 

かかりつけの病院に行き、先生が測ったら、いつもと同じ。まあ、132と80だから低くはないけど、夏頃には120。昨年は低すぎ116と60。結局、極度のストレスと睡眠不足が原因だと診断されました。

動悸を鎮める頓服薬を出され、すぐに飲んだら、今は収まっています。

 

個人事業主を30年。法人成にして四期が過ぎ、コロナ禍の影響もあり、やはり個人事業主に戻ろうかなと悩んでいましたが、結局、定款にあるプロダクション事業に力を入れることにしたら、気持ちが楽になりました。

得意分野でしか力は出せないものです。

法人成の時点で、審査の難しい、とある団体に加盟出来ました。正規会員は全部で4団体入っています。そのうちの一つから、1月に失脚の通知がきました。

「何だ? これ」

その団体の会員であることを、コロッと忘れており、今、必要書類を書いている最中。

ある意味、こちらがお客なのに失脚通知には、なんと失礼な言い方の内容。

怒りが湧き始めたのです。

もう業務形態を変えるなら、辞めてもいいじゃないか。気を遣い過ぎるから、ストレスも溜め込み、動悸がするんだ! っと、気が軽くなり納得したわけです。

忘れてた、たった一万円の年会費を振り込み、継続の書類を書いて送付しました。何のメリットも無いわけです。

(入会していても意味が無いし)

 

形態を変え、僕が僕をプロデュースする会社。何だか自分が自分にギャラを払うみたいな感じです。二人三脚? 二人羽織? いやいや、一人四脚、二人分+α+羽織のようなヘンテコな社長と従業員。

 

一人の演奏家としての生き方は変えてないので、近い将来は若き智慧高き人材がいれば、僕のプロデュースを託したい気持ちです。

 

nokky


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instagramは作ったけれど……

アカウントをとって作ってはみたものの、何せ更新が少ないし、フォロワーも1ケタ。

外国の音楽家の人をフォローしたら、外国の話題ばかりが次々に入ってくるので、日本の人のフォローもしたものの、あまり観ない上、いいねも押さないからか、フォロワーも増えないです。

SNSがそもそも得意な方ではないので、自分の宣伝のために始めたinstagramなのに、全然意味をなさない😀

 

日記のように書くブログのほうが、正直に書けるので性に合っています。

画面ばかり見ていたら、花粉症に加え、泪が止まらない状態になり、目薬が離せなくなりました。

世間ではSNS中毒は、沢山の人がそうみたいです。家族の食卓では、昔は「食事中はテレビを消しなさい! あなた! 新聞読みながら食べるのは止めて下さい!」などと、お母さんが注意をする場面は、テレビ番組でもよく目にしました。

今は、家族それぞれが黙ってスマホが普通になりつつあります。

街を歩く人々の所作も変わりました。

 

最近は、演奏の現場でも、特に若者ピアニストの中には楽譜ではなく、iPadに取り込んだ楽譜で演奏する光景を見かけます。

「君、見えるの?」

「はい!」

我々、高齢音楽家は、紙質からくる “感触” が感性を刺激して、特に即興箇所などは、数少ない個々の写譜屋さんにより、演奏する側も変わってくるものです。

仲間が僕に

「見えるか?」

あのね……無理に決まってるじゃん。

iPadの画面を指で大きくしたら、他の箇所が見えなくなるので、結局、使えない。

音楽は楽譜まで全てア、ナログが良いという意見でまとまりました。

 

nokky

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「夜のタンゴ」今の若者ミュージシャンからはスワイプの如く、サッとパスされるだろうな。
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ChatGTPで試しに質問したら……

 

ChatGTPでこんな内容を試してみました。

「イタリアの希少楽器Vibrandoneonとはどんな楽器ですか?」〜質問してみました✨(後半に結果を記載しています)

 

 

僕はこの楽器を20年前から使用し、当時はまだ世界でも、人々にはあまり知られていませんでした。その後、アコーディオニストの間では少し話題になり始めたようです。


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当時、メーカーのアコーディオン総代理店を営んでいらっしゃった、注文から入荷まで、今は亡きオーナー様にかなりのご苦労をおかけしました。1年以上の時間を要して頂き、イタリアより仕入れて頂いたのです。

入手してからも、いろんな箇所のリペアを重ね、やっと音も落ち着き、ビブランドネオンとの相性が合うまでに数年以上かかってしまい、やっと僕も演奏出来るようになりました。

その時期も日本では数台。しかし個人輸入しても、リペアの方を見つけるのは不可能だったはずです。

総代理店の中で、メーカー資格を取得した修理のマイスターさんにしか、修理はできませんでした。個人的にメーカーに修理を依頼すれば、リード一本の交換だけで10万円以上かかったそうです。

マイスターさんは当時では一人しかいらっしゃらず、僕も随分とお世話になったものです。

 

現在は日本では、ほぼ目にすることは出来なくなりました。寿命の短い楽器なので、日頃からの自己メンテナンスの方法も、年月をかけ試行錯誤を続けて確立させました。幸いにも20年間、ノントラブルで演奏を行っています。

メンテナンスだけではなく、演奏の方法から、選曲なども含め、この楽器の性格、特性などが非常に難しいことを理解、体験しなければ、ただの珍しい短命楽器で終わらせるだけかも知れません。

中身の一本一本のリードは独立したもので、蝋付け。アコーディオンバンドネオンと同じです。リードの貼ってある位置と土台の形は、バンドネオンとよく似ています。 

 

希少な楽器てす。

 

その後、新しく工場生産した新型はあるようです。過去に一台予約したところ、直ぐに入荷しました。外観は綺麗でしたが、リードの音が軽く、本体の木材が初期型とは違うので、録音しても軽く味の無い響きに戸惑ったものです。

 

年々、初期に作られたものは既存台数がほぼ無くなりかけているのでしょう。そしてビブランドネオンの名前自体も、ネット検索してら日本では検索にかからず、外国でもその名は少しヒットするだけ。

吹くアコーディオンとでも言えるこのリード楽器。元々はイタリアのアコーディオンメーカー、VICTRIAの職工さんによる手作りです。

大変な一級品です。

 

そこで冒頭に書いた内容をChatGTPで質問してみたら、こんな答えが(笑)

 

【ChatGTPの答え】

その①

ビブランドネオンは、日本の音楽家である鈴木勝彦氏によって開発された新しい楽器です。これは、電子楽器として分類されるもので、エレクトリック・ギターに似た形状をしています。しかし、ビブランドネオンはその特有の音色と演奏方法で注目を集めています。これは、ギター弦の代わりに専用のバーを使って演奏することが特徴です。その結果、独特な倍音やリングモジュレーションの効果を生み出すことができます。 

 

その②

ビブランドネオンは、ハングドラムと呼ばれる楽器の一種です。ハングドラムは、スイスのハンス・ライ(ハンス・ライはGoa Gajahの設立者であり、その後からハングドラムが生まれました)が2000年に発明した新しいパーカッション楽器で、丸みのある形状を持ち、ドームのような上面にドーナツ状の凹凸が施されています。ビブランドネオンは、このハングドラムの一種であり、音色が美しく、奥行きのある音が特徴です。

 

どこでどんな情報をAIが得たのかは知りませんが、それほどまで情報が無くなったどころか、ある意味、テキトーな扱いか、また、音楽の世界から消えた存在になったのかな? と情けない限りです。

イタリアやドイツ、フランスなどでは、コンサートで演奏されているプロ演奏家の動画を、今でもほんの少しだけですが、観れる機会があるのは嬉しいことです。

 

nokky